{ About Us } Wonder Herbについて
孤独を練り上げる人に、問いとお茶を。
“陶酔しない静けさ”こそ、知性の贅沢。
Wonder Herbについて
Wonder Herbで売っているのはお茶そのもの、というよりも
- 自分を思考へと連れ戻す空間。
- 提供してるのは、“癒し”ではなく、「静かな覚悟」。
- 問いかけているのは、「どれを買うか」ではなく、「誰として、生きるか」。
わたしは幼い頃から『問い』を大切にして生きてきました。
その中で、
- 問われただけで責められたような気になる人もいる
- 問われただけで攻撃された気分になる人もいる
という経験もしてきました。
それは問いかける側の問題というよりも、そう受け取ってしまう側の“心のテーマ”に触れているのかもしれません。
『問い』は、誰かを責めたり論破するための武器ではありません。
わたしにとっての問いは、“世界を深く愛するためのランタン”だから。
問いを持ち、思考を深めるには孤独が不可欠です。
しかし現代で“孤独”ということばが使われるとき、それをポジティブに解釈する人は多くありません。
わたしにとって、孤独は耐えるものではなく練り上げるもの。
その先にこそ「自分の頭で考えた」と言える静けさがあります。
わたしがお茶を売る理由、
それは“お茶マニア”だからでも、
“お茶に超詳しい”からでもありません。
禅の思想家・鈴木大拙が遺した
「茶は心神を爽快にさせるが、陶酔はさせない」という言葉があります。
わたしはこの一文に深く共感しています。
酩酊、麻痺、忘却…
それらは「思考を停止」させ、問いから遠ざけます。
けれど、お茶がもたらすのは
爽快、明晰、沈静、そして覚醒――
つまり「精神を再接続」し、問いを深めるための静かな空間です。
Wonder Herbで売るものは、
“お茶”ではなく、”思考するための空間”。
焦らず、陶酔せず、急がず
一服のお茶をきっかけに、自分の輪郭を取り戻す静けさを手渡したい――
それがWonder Herbの哲学です。
問いとお茶で世界を変える
陶酔しない静けさの中で孤独を練り上げ、
“本当に”自分の頭で考えた選択をする人生を送れる人を増やしたい。
お茶が「問い」を深める静かな灯りになる――
そんな時間を、一緒に育てていけたら嬉しいです。
Wonder Herbの倫理基準
Wonder Herbは、「問い」と「静けさ」がある日常の中に、
ほんの少しの余白と、やさしい緊張をもたらしたいと考えています。
わたしたちが大切にしているのは、
- すぐれた答えより、誠実な問い。
- 効率より、対話と内省。
- 拡大より、納得。
そのために、以下の価値観を行動基準とします。
◎ 誠実な関係性のために
- 安全で質の高い商品・サービスを提供し、顧客とのあいだに“売買”以上の信頼を育てます。
- ステークホルダーすべてのウェルビーイングと尊厳を大切にし、一方的な搾取のない関係性を築くことを目指します。
◎ 差異を受けとめる姿勢
- 人種、出自、性別、セクシャリティ、宗教、年齢など、あらゆる属性による差別・排除に加担しません。
- 「違い」は脅威ではなく、問いと対話の入り口だと考えます。
◎ 持続可能で、気持ちのいい営みであること
- 環境との調和、人と動物との関係性、地域とのつながり──これらすべてを“犠牲”ではなく、“歓びの循環”として捉えます。
- 続けたくなる営みであること。私たち自身が「これは気持ちいい」と思えるやり方であること。それが、サステナブルの最低条件だと考えています。
「思考するって、けっこう楽しい」
「静かに問うって、こんなにチルなんだ」
そんなふうに思える時間を、わたしたちは差し出したいのです。
🌿 Wonder Herb ── “陶酔しない静けさ”を、倫理と共に。